贈り物をもらった時のお礼はどう書く?メールと手紙の例文を関係別に紹介

贈り物をもらった時のお礼はどう書く?メールと手紙の例文を関係別に紹介 お祝い・お礼

贈り物をもらった時のお礼は、相手との関係を深める大切な機会です。感謝の気持ちを言葉で丁寧に伝えることで、贈ってくれた相手の思いやりにもきちんと応えることができます。ただ、「どんな言葉で伝えればいいのか分からない」「メールと手紙、どちらが良いの?」と悩む方も少なくありません。

本記事では、贈り物をもらった時のお礼を伝えるためのメールと手紙の例文を、シーンや相手ごとに紹介します。お下がりの洋服や自転車、家具、家電、ベビー用品など、贈られることの多い品物に合わせて、使いやすい文例をまとめました。形式的すぎず、気持ちが伝わる表現を意識していますので、初めての方でも安心して活用できます。

贈ってくれた相手に喜んでもらえるような、お礼の言葉を見つけてみましょう。

この記事を読んでわかること
  • 贈り物をもらった時のお礼を伝える基本マナー
  • メールや手紙で感謝を伝える具体的な書き方
  • 洋服・家具・家電・自転車・ベビー用品など品目別のお礼例文
  • 上司・友人・親戚など相手別の適切な文面の使い分け

贈り物をもらった時のお礼を伝えるメールと手紙の例文

贈り物をもらった時のお礼を伝えるメールと手紙の例文

●洋服をもらった時のお礼のメールと手紙例文
●家電をもらった時のお礼のメールと手紙例文
●自転車をもらった時のお礼のメール例文
●家具をもらった時のお礼のメール例文
●ベビー用品をもらった時のお礼のメール例文
●お下がりをもらった時のお礼のメールやお手紙の例文

洋服をもらった時のお礼のメールと手紙例文

洋服をいただいた際には、相手のセンスや心遣いに対する感謝をしっかり伝えることが大切です。誠実さが伝わるように丁寧に書きましょう。

【上司や目上の方へのお礼メール】

件名:心のこもった贈り物をありがとうございました

〇〇部長

お疲れ様です。(あなたの部署名)の(あなたの名前)です。

このたびは、素敵なお洋服をお贈りいただき、誠にありがとうございました。
シンプルながら上品なデザインで、職場でもプライベートでも活用できそうです。
大切に着用させていただきます。

日頃より温かいご指導に加え、このようなお心遣いをいただき、深く感謝申し上げます。
今後とも、変わらぬご指導を賜りますようお願い申し上げます。

略儀ながら、まずはメールにてお礼申し上げます。

(あなたの名前)

【親しい同僚・友人へのお礼メール】

件名:ありがとう!早速着てみたよ!

〇〇さん

お疲れ様!〇〇部の(あなたの名前)です。

この前いただいた洋服、とっても可愛くて大感激でした!
色もサイズもぴったりで、着てみたらすごく気分が上がりました。
選んでくれたセンスに脱帽です。

素敵なプレゼントを本当にありがとう。
今度また、コーデのアドバイスもお願いしちゃおうかな。
近いうちにランチでも行きましょう!

まずはお礼まで。

(あなたの名前)

【親戚・家族へのお礼メール】

件名:素敵なお洋服をありがとうございました

〇〇さん

こんにちは。(あなたの名前)です。

このたびは、子どもへのお洋服を贈っていただき、誠にありがとうございました。
ふんわりした素材で肌ざわりも良く、本人もとても気に入っております。
サイズもぴったりでした!

さっそく今週末のお出かけに着せる予定です。
素敵なお心遣い、本当にありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
取り急ぎメールにてお礼申し上げます。

(あなたの名前)

【目上の方や上司への丁寧なお礼手紙】

拝啓
初夏の候、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

このたびは、素敵なお洋服をお贈りいただき、誠にありがとうございました。
上質な素材と落ち着いたデザインに、心から感激いたしました。大切に着用させていただきます。

日頃よりお力添えをいただいておりますうえに、このようなお心遣いを頂戴し、恐縮しております。
今後もご期待にお応えできるよう努めてまいりますので、引き続きご指導のほどお願い申し上げます。

まずは書中をもちまして、心より御礼申し上げます。
敬具

令和〇年〇月〇日
(あなたの名前)

【親戚・家族へのやわらかい表現のお礼手紙】

〇〇さんへ

こんにちは。お元気にお過ごしでしょうか。

このたびは、素敵なお洋服をありがとうございました。
ちょうど新しい服が欲しかったところだったので、とても嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいです。

サイズもぴったりで、色合いも好みでした。今度のお出かけに着て行こうと思っています。
お心遣いに感謝しながら、大切に使わせていただきます。

また近いうちにお会いできるのを楽しみにしています。
本当にありがとうございました。

(あなたの名前)

【子ども用の洋服をもらったときの親としての手紙】

拝啓
残暑なお厳しき折、いかがお過ごしでしょうか。

このたびは、子どもへのお洋服をお贈りいただき、ありがとうございました。
かわいらしいデザインと肌触りの良い生地で、子どももとても喜んでおります。

お出かけ用にもぴったりで、早速週末に着せてみようと思います。
ご配慮いただき、心より感謝申し上げます。

朝晩は涼しさを感じるようになりましたので、くれぐれもご自愛ください。
略儀ながら、書中にて御礼申し上げます。
敬具

令和〇年〇月〇日
(あなたの名前)

家電をもらった時のお礼のメールと手紙例文

家電をもらった時のお礼のメールと手紙例文

家電製品は実用性が高く、価格も比較的高価なことが多いため、感謝の気持ちをより丁寧に伝える必要があります。特に「どう役立っているか」を具体的に記載すると、相手も贈った甲斐を感じやすくなります。

【目上の方・上司へのお礼メール】

件名:心のこもった贈り物をありがとうございました

〇〇部長

お疲れ様です。(部署名)の(あなたの名前)です。

このたびは、大変実用的な家電製品をお贈りいただき、誠にありがとうございました。
早速使わせていただいておりますが、使い勝手も良く、毎日の生活がぐっと快適になりました。

日頃よりご指導いただいているうえ、このようなお心遣いをいただき、大変恐縮しております。
今後もご期待に応えられるよう、より一層努めてまいります。

略儀ながら、まずはメールにて御礼申し上げます。

(あなたの名前)

【同僚や親しい友人へのお礼メール】

件名:ありがとう!すごく助かってるよ!

〇〇さん

こんにちは!(あなたの名前)です。

この前プレゼントしてもらった家電、早速使ってみたよ!
本当に便利で、こんなに助かるとは思わなかった!あなたのセンス、さすがだね。

忙しい中選んでくれたことも嬉しかったし、気にかけてくれてるのが伝わってすごく感謝してます。
今度ご飯でもお礼させてね!

まずはお礼まで。

(あなたの名前)

【親戚や家族へのお礼メール】

件名:素敵な家電をありがとうございました

〇〇さん

こんにちは。(あなたの名前)です。

このたびは、新生活にぴったりな家電をお贈りいただき、ありがとうございました。
さっそく使わせてもらっていますが、生活がとても快適になりました。

これから慣れないことも多いと思いますが、いただいた家電のおかげで毎日の暮らしに少し余裕ができそうです。
本当にありがたく、大切に使わせていただきます。

また落ち着いたら近況をご報告しますね。取り急ぎ、メールにて御礼申し上げます。

(あなたの名前)

【上司や目上の方へ丁寧なお礼手紙】

拝啓
晩春の候、貴社ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。

このたびは、過分なお心遣いを賜り、誠にありがとうございました。
頂戴いたしました家電製品は、機能性も高く、日々の生活において大変重宝しております。

お忙しい中、私のために選んでくださったお気持ちが嬉しく、心より感謝申し上げます。
頂いたお気持ちを励みに、より一層業務に励んでまいります。

まずは書中にて、感謝の意を申し上げます。
敬具

令和〇年〇月〇日
(あなたの名前)

【親戚や家族へのお礼手紙】

〇〇さんへ

こんにちは。お元気にお過ごしですか?
このたびは、新生活にぴったりな家電を贈っていただき、ありがとうございました。

慣れない一人暮らしに少し緊張していましたが、おかげさまで快適に過ごせています。
毎日のように使うものなので、ありがたさを実感しています。

また近いうちに近況をお話しできればと思っています。
本当にありがとうございました。

(あなたの名前)

【友人へのお礼手紙】

〇〇さんへ

このたびは、実用的で素敵な家電をプレゼントしてくれてありがとう!
まさかこんなに使いやすいとは思わず、感動しています。

何より、私の生活スタイルに合うものを選んでくれたことに、優しさを感じました。
おかげで毎日がちょっと楽になったよ。

近いうちにお礼を兼ねて、ぜひゆっくり会いましょう。
本当にありがとう!

(あなたの名前)

贈られた家電が生活の中でどう役立っているかを伝えることで、より印象に残るお礼になります。ただし、形式ばった文面ばかりだと感情が伝わりにくくなるため、無理に堅く書こうとしすぎないことも重要です。

自転車をもらった時のお礼のメール例文

自転車をもらった時のお礼のメール例文

お下がりの自転車はサイズ・安全性・状態などに感謝の気持ちを添えるのがポイントです。
もらった物の背景にある気遣いや思いも大切に、言葉でしっかり伝えましょう。

【友人・ママ友へのお礼メール】

件名:自転車のお下がりありがとう!

〇〇ちゃん

こんにちは!先日は素敵な自転車を譲ってくれて本当にありがとう。

うちの子もとても気に入っていて、届いたその日から毎日練習に出かけています。
補助輪も付いていて安心だし、サイズもちょうどよくて助かりました。

ずっと自転車を探していたので、本当にありがたかったよ。
また時間があるときにでも、公園で一緒に遊ぼうね!

取り急ぎ、お礼まで。

(あなたの名前)

【親戚や年上の家族へのお礼メール】

件名:お下がりの自転車をありがとうございました

〇〇さん

こんにちは。このたびは、自転車をお譲りいただき本当にありがとうございました。

とても状態が良く、大切に使われていたことが伝わってきました。
子どもも「新しい自転車!」と大喜びで、さっそく練習に励んでおります。

安全面でも安心して使えるよう配慮されていて、親としてもありがたい限りです。
大切に使わせていただきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

まずはメールにて御礼申し上げます。

(あなたの名前)

【目上の方・職場関係者へのお礼メール】

件名:お心遣いへのお礼(自転車のお下がりについて)

〇〇様

お世話になっております。(あなたの名前)です。

先日は、お子様が使われていた自転車をお譲りいただき、誠にありがとうございました。
大変きれいな状態で、補助輪も付いており、安心して使用できる点に感激いたしました。

子どももすぐに気に入り、毎日楽しそうに練習しております。
お心遣いに深く感謝申し上げます。大切に使わせていただきます。

まずは取り急ぎ、メールにて御礼申し上げます。

(あなたの名前)

【ママ友や友人へ宛てるカジュアルな手紙】

〇〇ちゃんへ

こんにちは!この前はお下がりの自転車を譲ってくれてありがとう。

まだまだきれいで、大事に使われていたことがよく分かる一台だったよ。
うちの子も「かっこいい!」と大喜びで、さっそく公園まで乗って行ったよ。補助輪付きで安心できるのもありがたかった!

気にかけてくれて本当に感謝してます。また近いうちに遊ぼうね。
まずはお礼の気持ちをお伝えします。ありがとう!

(あなたの名前)

【親戚・親しい家族に宛てる丁寧なお礼の手紙】

〇〇さんへ

こんにちは。お元気でお過ごしでしょうか?

先日は、立派な自転車をお下がりとしていただき、ありがとうございました。
サイズもちょうど良く、補助輪付きで乗りやすいため、本人もとても喜んでいます。安全に楽しみながら練習を始めているところです。

状態もきれいで、長く大切に使わせていただこうと思っております。
温かなお心遣いに、心から感謝しております。

季節の変わり目ですので、どうぞご自愛くださいませ。

(あなたの名前)

【目上の方・職場関係者へ宛てるフォーマルな手紙】

拝啓
秋涼の候、〇〇様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

このたびは、お子様が使われていた自転車をお譲りいただき、誠にありがとうございました。
お心遣いの詰まったお品をいただき、家族一同感謝申し上げます。

子どもにとっては初めての自転車で、練習にも意欲的に取り組んでおります。大切に使わせていただきます。

略儀ながら、まずは書中をもちまして御礼申し上げます。

敬具
令和〇年〇月〇日
(あなたの名前)

「どんな状態だったか」「どんなふうに使っているか」を具体的に書くと、感謝の気持ちがより伝わります。相手との距離感に合わせて文体を調整しましょう。

家具をもらった時のお礼のメール例文

家具をもらった時のお礼のメール例文

家具を贈られた場合は、その重さや搬送の手間も考慮して、相手の気遣いや労力への感謝を丁寧に伝えることが大切です。品物の使用感や設置後の印象なども具体的に触れると、気持ちのこもったお礼になります。

【上司や目上の方に送る丁寧なメール】

件名:素敵な家具をありがとうございました

〇〇部長

お世話になっております。(部署名)の(あなたの名前)です。

このたびは、新生活の門出にぴったりな家具をお贈りいただき、誠にありがとうございました。
落ち着いたデザインで部屋にもよく馴染み、実用性も高く、大変ありがたく使用させていただいております。

日頃からご指導をいただいている上、このようなお心遣いまで賜り、心より感謝申し上げます。
いただいた品に恥じぬよう、今後も仕事に励んでまいります。

まずはメールにて御礼申し上げます。

(あなたの名前)

【親戚や家族へのお礼メール】

件名:家具をありがとうございました!

〇〇さん

こんにちは。(あなたの名前)です。

このたびは、素敵な家具をいただき、ありがとうございました。
木目の優しいデザインがとても気に入り、さっそく部屋に設置して使わせていただいています。家具ひとつで空間がぐっと心地よくなるのですね。

新生活を始めるにあたり、とても心強い贈り物でした。
温かいお気持ちに心より感謝しております。

また落ち着いた頃に近況報告もさせてください。まずはお礼まで。

(あなたの名前)

【同僚や友人へのお礼メール】

件名:家具ありがとう!

〇〇さん

こんにちは!(あなたの名前)です。

この前いただいた家具、本当にありがとう!
コンパクトで使い勝手もよく、部屋の雰囲気にぴったり合っていて感動したよ。

必要なタイミングだったので、すごく助かったし、何よりあなたの気遣いが嬉しかったです。
これから毎日使わせてもらいます!

また会えるときに直接お礼させてね。ひとまずメールで感謝の気持ちを伝えさせてもらいました。

(あなたの名前)

【上司や目上の方への丁寧なお礼の手紙】

拝啓
晩春の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

このたびは、新居のために素晴らしい家具をお贈りいただき、誠にありがとうございました。
落ち着いた色合いと上品なデザインが大変気に入り、リビングの雰囲気がぐっと引き締まりました。日々の生活がより快適に感じられます。

日頃よりご厚情を賜っておりますうえ、このようなお心遣いまで頂戴し、心より感謝申し上げます。
今後ともご指導のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

まずは略儀ながら書中にて御礼申し上げます。
敬具

令和〇年〇月〇日
(あなたの名前)

【親戚・家族へのお礼手紙】

〇〇さんへ

こんにちは。(あなたの名前)です。
このたびは、素敵な家具を贈ってくださり、ありがとうございました。

早速リビングに置かせてもらいましたが、思っていた以上に部屋にぴったり合い、とても気に入っています。使い心地も良く、毎日大切に使わせていただいています。

新生活のスタートに温かい気持ちを届けてくださり、とても嬉しかったです。
本当にありがとうございました。また近いうちにお会いできるのを楽しみにしています。

(あなたの名前)

【友人や同僚へのお礼手紙】

〇〇へ

この前は家具を譲ってくれて、本当にありがとう!

届いたテーブル、サイズもデザインもちょうどよくて、部屋にぴったりだったよ。
組み立てもしやすくて助かったし、毎日の食事がちょっと楽しくなった気がするよ。

わざわざ運ぶ手間までかけてもらって、本当に感謝しています。
これからも大切に使っていくね。またゆっくりお礼させてください!

(あなたの名前)

家具は生活空間に影響を与える品のため、受け取った側の感動が伝わりやすい贈り物です。その反面、設置場所の確保や配送の手間などを相手が気にしていた可能性もあります。そうした気配りにも触れてお礼を伝えると、より丁寧な印象になります。

ベビー用品をもらった時のお礼のメール例文

ベビー用品をもらった時のお礼のメール例文

ベビー用品は相手の配慮が強く表れる贈り物です。赤ちゃんを想って選んでくれた気持ちに対して、感謝の気持ちをしっかりと伝えることが大切です。また、実際に使っている様子を具体的に書くことで、温かみのあるお礼文になります。

【上司や目上の方への丁寧なメール】

件名:心温まる贈り物をありがとうございました

〇〇部長

いつもお世話になっております。(あなたの名前)です。

このたびは、出産に際して心のこもったベビー用品をお贈りいただき、誠にありがとうございました。
実用的なアイテムばかりで、さっそく育児の場面で役立っております。
お心遣いに、心より感謝申し上げます。

日頃より温かく見守っていただいているうえに、今回もこのようなお祝いまで頂戴し、恐縮しております。
まずはメールにて御礼申し上げます。
今後ともご指導のほど、よろしくお願いいたします。

(あなたの名前)

【親戚・家族に送るメール】

件名:ベビー用品をありがとうございました!

〇〇さん

こんにちは。(あなたの名前)です。

このたびは、赤ちゃんのために素敵なベビー用品を贈ってくださり、ありがとうございました。
肌触りがよくて安心して使えるものばかりで、毎日とても助かっています。

赤ちゃんもすくすく成長していて、〇〇さんのお気持ちにも励まされながら育児に励んでいます。
本当にありがとうございました。
今度写真もお送りさせてくださいね。

またお会いできる日を楽しみにしています。

(あなたの名前)

【友人・同僚などカジュアルなメール】

件名:ありがとう!めっちゃ助かってる!

〇〇ちゃん

こんにちは!出産祝いでくれたベビー用品、本当にありがとう!

オムツポーチもスタイも可愛くて、しかも使いやすいからすでに大活躍中。
「これ欲しかった!」って思ってたアイテムだったから、さすが〇〇ちゃんだな〜って思ったよ。

まだまだバタバタだけど、落ち着いたら会いにきてね!また近いうちに連絡するね!

(あなたの名前)

【例上司や目上の方への丁寧なお礼の手紙】

拝啓
新緑の候、〇〇様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

このたびは、出産に際して温かいお祝いと実用的なベビー用品をお贈りいただき、誠にありがとうございました。
お心遣いの詰まった品々に、家族一同感激しております。とくにいただいたガーゼやスタイは、毎日の育児に大変重宝しております。

日頃より温かく見守っていただいているうえに、このようなお祝いまで頂戴し、心より感謝申し上げます。
今後とも変わらぬご厚誼を賜れますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

略儀ながら書中にて御礼申し上げます。
敬具

令和〇年〇月〇日
(あなたの名前)

【親戚・家族に宛てるお礼の手紙】

〇〇さんへ

こんにちは。(あなたの名前)です。
このたびは、赤ちゃんへのお祝いとして素敵なベビー用品をいただき、本当にありがとうございました。

いただいた肌着やタオルは、柔らかくて安心して使えるものばかりで、さっそく活用しています。
赤ちゃんも元気に過ごしており、育児の中で何度も〇〇さんのお心遣いを感じています。

落ち着いたら、ぜひ赤ちゃんの顔を見に来てくださいね。
また会える日を楽しみにしています。

心からの感謝をこめて。

(あなたの名前)

【友人へのカジュアルなお礼の手紙】

〇〇ちゃんへ

この前は出産祝いありがとう!ベビー用品、とっても嬉しかったよ。

おむつポーチもブランケットも、実用的で可愛くて大助かり。毎日大活躍してるよ!
赤ちゃんも元気に過ごしていて、少しずつ育児にも慣れてきました。

なかなかバタバタしてるけど、落ち着いたら会いにきてね。
まずはお礼の気持ちを込めて、お手紙を書きました。本当にありがとう!

(あなたの名前)

ベビー用品のお礼では、「誰のために贈ってくれたか」がはっきりしているため、赤ちゃんの様子や育児の一場面を添えると、より思いが伝わります。実用的なアイテムが多い分、「使っていること」に触れるのが効果的です。ただし、あまり感情的な表現になりすぎないよう、文章全体のバランスにも配慮しましょう。

お下がりをもらった時のお礼のメールやお手紙の例文

お下がりをもらった時のお礼のメールやお手紙の例文

お下がりをいただいたときは、感謝の気持ちをできるだけ早く、丁寧に伝えることが大切です。たとえ使用済みのものであっても、相手はわざわざ洗濯や仕分けをして準備してくれているため、その労力や思いやりに対してしっかりと感謝を伝えましょう。

【ママ友・友人へのお礼メール】

件名:お下がりありがとう!

〇〇ちゃん

こんにちは!この前はたくさんのお下がりをありがとう。

状態もきれいで可愛い服ばかりで、うちの子もすごく喜んでたよ。
サイズもちょうどよくて、すぐに着られて大助かりです。

なにより、〇〇ちゃんの気持ちが嬉しかったよ。今度お礼も兼ねて、お茶しようね!
まずはメールで感謝を伝えさせてもらいました。ありがとう!

(あなたの名前)

【親戚からお下がりをもらった場合】

件名:素敵なお下がりをありがとうございました

〇〇さん

こんにちは。(あなたの名前)です。
このたびは、たくさんのお下がりをお譲りいただき、誠にありがとうございました。

どれもとても丁寧に使われていて、まだまだ十分活用できそうなものばかりで嬉しかったです。
うちの子にもぴったりで、ありがたく使わせていただきます。

お気持ちに心より感謝申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

(あなたの名前)

【目上の方や職場関係の方へのお礼メール】

件名:お下がりの品をありがとうございました

〇〇様

お世話になっております。(あなたの名前)です。

先日は、お子様の大切なお洋服をお譲りいただき、誠にありがとうございました。
どれもきれいな状態で、心のこもったお品ばかりに、ありがたく使わせていただいております。

温かなお心遣いに、心より感謝申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。まずはメールにて御礼申し上げます。

(あなたの名前)

【友人・ママ友に宛てるカジュアルなお礼の手紙】

〇〇ちゃんへ

こんにちは。先日はたくさんのお下がりをありがとう!

とてもきれいな状態で、どれも可愛くて、嬉しくなっちゃったよ。
さっそく子どもに着せてみたらサイズもぴったりで、本人も気に入ったみたい。
しばらく買い足しを控えられそうで、本当に助かりました。

いつも気にかけてくれてありがとう。今度ゆっくりお茶でもしようね。
まずはお礼まで。

(あなたの名前)

【親戚からもらった場合の丁寧なお礼の手紙】

〇〇さんへ

こんにちは。お変わりありませんか?

このたびは、お下がりのお洋服をたくさんお送りいただき、ありがとうございました。
どれもきれいに保管されていて、着せるのが楽しみになるものばかりでした。
お気持ちがとても嬉しく、ありがたく使わせていただいています。

季節の変わり目で気温差もありますので、お身体ご自愛くださいね。
また近いうちにお会いできるのを楽しみにしています。

心より感謝を込めて。

(あなたの名前)

【目上の方・職場の方へのフォーマルなお礼の手紙】

拝啓
季節の移ろいが感じられる今日この頃、〇〇様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

このたびは、貴重なお下がりをお譲りいただき、誠にありがとうございました。
いずれも丁寧に使われていたことが伝わる品で、大切に活用させていただいております。
お心遣いに深く感謝いたしております。

末筆ながら、〇〇様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
略儀ながら、書中をもちまして御礼申し上げます。

敬具

令和〇年〇月〇日
(あなたの名前)

お下がりは単なるモノのやり取りではなく、「人と人とのつながり」を感じられる行為です。感謝の言葉を丁寧に届けることで、関係性もより良いものになっていきます。

贈り物をもらった時のお礼を書く手紙とメールのポイント

贈り物をもらった時のお礼を書く手紙とメールのポイント

●上司や目上の人へのお礼メールの例文
●取引先に贈るお礼メールの文例
●同僚・社内向けのお礼メール例文
●親戚や家族向けのお礼手紙の書き方
●お礼が遅れた場合の手紙とメール文例
●丁寧な印象を与えるお礼文の書き出し例

上司や目上の人へのお礼メールの例文

上司や目上の方に贈り物をいただいた場合は、言葉選びに特に気を配る必要があります。礼儀正しい文面であることはもちろんですが、いただいた品物への感想や、自分の成長意欲を表す一文が加わると、印象がより良くなります。

件名:お心遣いを賜り、誠にありがとうございました

〇〇部長

お疲れ様です。(あなたの部署名)の(あなたの氏名)です。

このたびは、心のこもった贈り物をいただき、誠にありがとうございました。
上質な万年筆は手にしっくりとなじみ、これからの業務でも大切に活用させていただきます。

日頃より多くのご指導をいただいている上に、このようなお心遣いを頂戴し、恐縮しつつも感謝の気持ちでいっぱいです。
今後もより一層、精進してまいります。

略儀ながら、メールにてお礼を申し上げます。

(あなたの氏名)

目上の方へのメールでは、へりくだりすぎても不自然になる場合があります。丁寧ながらも自然な言い回しを意識し、相手に敬意を示す文面に整えることが大切です。

取引先に贈るお礼メールの文例

取引先から贈り物をいただいたときは、迅速で礼儀正しいメール対応が求められます。感謝の気持ちだけでなく、「届いたことの報告」「品物に対する感想」「今後のお付き合いへの言及」を入れるのが基本です。

件名:贈り物のお礼と御礼のご挨拶

〇〇株式会社
(相手の氏名)様

いつも大変お世話になっております。(あなたの会社名)の(あなたの氏名)です。

このたびは、心のこもった贈り物を頂戴し、誠にありがとうございました。
早速、社員一同でありがたく頂戴いたしました。
味も香りも素晴らしく、皆大変喜んでおります。

お心遣いをいただきましたこと、心より御礼申し上げます。
今後ともより良い関係を築いていけますよう、引き続きよろしくお願い申し上げます。

取り急ぎ、メールにてお礼申し上げます。

(あなたの署名)

ビジネスの場面では、件名や文面の形式にも気を配る必要があります。特にメールだけで完結させる場合は、「略儀ながら」と一言添えると、礼儀を欠いていない印象を与えることができます。

同僚・社内向けのお礼メール例文

社内の同僚や先輩から贈り物や差し入れをもらった際は、ややカジュアルで親しみのある表現でも構いません。ただし、感謝の気持ちはしっかり伝え、簡潔で分かりやすいメールを意識しましょう。

件名:ありがとうございました!

〇〇さん

お疲れ様です。(あなたの氏名)です。

本日は素敵な差し入れをありがとうございました。
あのクッキー、ちょうど休憩中に皆でいただきましたが、とても美味しくて癒されました。

いつも細やかな気遣いをいただき、感謝しています。
私も何かお返しできるよう、頑張りますね!

まずはメールにてお礼をお伝えします。
今後ともよろしくお願いいたします。

(あなたの氏名)

同僚宛ての場合は、過度にかしこまる必要はありません。ただし、あまりにフランクすぎると軽く見られる恐れもあるため、丁寧さを保ちつつ、やわらかい表現を選ぶのがポイントです。相手との関係性に応じて言葉を選びましょう。

親戚や家族向けのお礼手紙の書き方

親戚や家族向けのお礼手紙の書き方

親戚や家族へのお礼手紙は、形式にとらわれすぎず、感謝の気持ちを自分の言葉で丁寧に伝えることが大切です。親しい関係だからこそ、かえって文章の印象が相手に強く残ることがあります。

まず冒頭では、日常の様子や体調を気遣う一言を添えると、自然な入り方になります。そのうえで、いただいた品物について具体的に言及しましょう。たとえば「〇〇をありがとうございます。ちょうど欲しかったので、とても助かりました。」のように、贈り物が生活にどのように役立っているかを書くと伝わりやすくなります。

また、形式的な敬語よりも、柔らかい丁寧語を使った方が気持ちがこもって感じられることもあります。特に子どもから祖父母へ、姪や甥から叔父・叔母へのお礼であれば、素直な感想が何より喜ばれるでしょう。

文末には、近況報告や再会の楽しみなどを軽く触れて締めくくると、読み手に温かさが伝わります。封書で送る場合は、便箋の色や封筒も相手の好みに配慮するとさらに好印象です。

お礼が遅れた場合の手紙とメール文例

お礼が遅れたときは、最初に一言、遅れたことへのお詫びを述べるのが礼儀です。贈り物への感謝より先に、失礼があったことに対する気遣いを示すことで、相手の印象が大きく変わります。

たとえば手紙であれば、「お礼が遅くなってしまい申し訳ありません」のような一文を冒頭に入れると、誠実な姿勢が伝わります。そのうえで、贈り物の具体的な内容に触れ、「〇〇のおかげで〜ができました」といったように、自分の生活にどのように役立っているかを書くと気持ちが伝わりやすくなります。

メールの場合も同様に、冒頭にお詫びの言葉を添えたうえで、簡潔に感謝を伝えるのが基本です。ただし、あまりに形式的になりすぎると、気持ちが感じられなくなることがあります。なるべく相手との関係性を意識しながら、自然な文章を心がけましょう。

また、遅れてしまった理由を詳しく書く必要はありません。言い訳に聞こえてしまう可能性があるため、「ご連絡が遅くなり大変失礼いたしました」といった簡潔な表現で十分です。

丁寧な印象を与えるお礼文の書き出し例

お礼文の第一印象は、書き出しで決まると言っても過言ではありません。特にビジネスシーンやフォーマルな場面では、冒頭の一文が相手に与える印象を左右します。

一般的には、時候の挨拶とともに相手の健康や繁忙を気遣う表現を用いるのが無難です。例えば、「初夏の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。」や「梅雨空の続く中、いかがお過ごしでしょうか。」などがよく使われます。

ただし、親しい相手や社内の関係者であれば、そこまでかしこまった表現は不要です。「お元気でお過ごしのことと思います。」や「いつもお心遣いをありがとうございます。」といった柔らかい表現が適しています。

また、件名があるメールの場合、書き出しは本文にすぐ入っても問題ありません。その場合は、「このたびは、温かなお心遣いをいただき、誠にありがとうございました。」など、感謝の言葉から始めることで丁寧な印象になります。

相手に応じた書き出しを選ぶことで、お礼文全体の雰囲気がぐっと良くなります。気持ちよく読んでもらうためにも、最初の一文には特に気を配りましょう。

贈り物をもらった時のお礼メールと手紙の例文まとめ

贈り物をもらった時は、感謝の気持ちを丁寧に伝えることが大切です。メールや手紙を使って、相手との関係性に合った言葉遣いや文体を選ぶことで、誠意がしっかり伝わります。

上司や目上の方へのお礼メールでは、品物への感想に加え、今後の意気込みやご指導への感謝を添えると好印象です。一方で、同僚や親しい友人には、ややカジュアルで親しみやすい表現が自然です。

手紙では、季節の挨拶から始めて品物の感想、気遣いへのお礼を述べるのが基本です。お礼が遅れた場合は、冒頭でお詫びを入れることも忘れずに。例文を参考にしながらも、もらった物や相手との距離感に応じて、あなた自身の言葉で感謝を伝えることで、より心のこもった印象になります。

メールも手紙も、贈ってくれた相手を思いやる気持ちを大切に綴りましょう。