シーン別で使える都合のいい日を聞くメール文例集【取引先・就活・友人】

シーン別で使える都合のいい日を聞くメール文例集【取引先・就活・友人】 マナー

仕事や就活、プライベートの予定を調整するときなど、相手に都合のいい日を聞くメールを送る機会は意外と多いものです。
しかし、「どんな言い方をすれば失礼にならないか」「どのくらい丁寧に書けばいいのか」と迷う方も少なくありません。

都合のいい日を聞くメールでは、相手に配慮しながらも、内容がわかりやすく、返信しやすい文章にすることが大切です。
特にビジネスの場面では、言葉の選び方ひとつで印象が大きく変わります。クッション言葉や敬語を上手に使えば、丁寧で感じのよい依頼ができます。

この記事では、都合のいい日を聞くメールの基本マナーから、実際に使える文例、注意したい表現までをわかりやすく紹介します。
相手に好印象を与えながら、スムーズに日程を調整できるメールの書き方を身につけましょう。

この記事を読んでわかること
  • 都合のいい日を聞くメールの基本マナーと丁寧な伝え方

  • 相手に失礼のない敬語表現やクッション言葉の使い方

  • ビジネス・就活・プライベートなどシーン別の文例

  • 返信がもらえるメールの書き方と注意すべきNG表現

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都合のいい日を聞くメールの基本マナーとコツ

都合のいい日を聞くメールの基本マナーとコツ

●都合のいい日を聞く際の敬語表現とクッション言葉
●ビジネスで都合のいい日を聞く正しい書き方
●都合のいい日を聞くときの件名と挨拶例
●都合のいい日を聞くメールの基本構成と流れ
●都合のいい日を聞く際のNG表現と注意点
●都合のいい日を聞くメールが届かないときの対応法

都合のいい日を聞く際の敬語表現とクッション言葉

相手に都合のいい日を尋ねるときは、できるだけやわらかく丁寧に伝えることが大切です。特にビジネスや目上の方とのやり取りでは、直接的な聞き方よりも、少し遠回しで思いやりのある言い回しを使うと印象が良くなります。

まず、「ご都合のよい日を教えてください」というシンプルな言葉でも問題ありませんが、その前にクッション言葉を添えるとより丁寧になります。たとえば、

  • 「お忙しいところ恐縮ですが」
  • 「ご多用のところ恐れ入りますが」
  • 「もしお差し支えなければ」

といった表現を文頭に入れることで、相手への気遣いが伝わります。

また、敬語の使い方も重要です。自分の行動には「いたします」「伺います」、相手の行動には「いただけますでしょうか」「お知らせくださいませ」といった表現を使うと、自然で丁寧な文になります。

たとえば、
「お忙しいところ恐縮ですが、ご都合のよい日時をお知らせいただけますと幸いです。」
と書けば、やさしい印象を保ちながら依頼の意図も伝わります。

このように、相手に負担を感じさせず、気持ちよく返信してもらえるような言葉選びを意識しましょう。

ビジネスで都合のいい日を聞く正しい書き方

ビジネスの場で都合のいい日を聞くメールを書くときは、「わかりやすく・失礼なく・すぐ返信できる」ことを意識するのがポイントです。

まず、件名には内容がひと目で伝わるようにします。たとえば「打ち合わせ日程のご相談」や「ご都合のよい日時について」など、用件がはっきりわかるものにしましょう。

本文では、最初に「お世話になっております。〇〇株式会社の△△です。」と名乗り、次に目的を簡潔に伝えます。たとえば、「〇〇の件についてお打ち合わせをお願いしたくご連絡しました。」などです。

そのあと、相手に都合を聞く場合は、いきなり質問せずにクッション言葉を入れましょう。
例:「お忙しいところ恐縮ですが、ご都合のよろしい日時をお知らせいただけますでしょうか。」

こちらから候補日を提示する場合は、2~3日挙げるのが親切です。
例:「以下の日程でご都合はいかがでしょうか。」「どの日程がよろしいかお知らせいただけますと幸いです。」

最後に、「お手数をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。」と結び、署名を添えます。

このように、「件名」「目的」「丁寧な依頼」「複数の候補」「締めの言葉」の流れを守ると、相手にとっても返信しやすく、好印象なメールになります。

都合のいい日を聞くときの件名と挨拶例

都合のいい日を尋ねるメールでは、まず「件名」と「挨拶」で印象が決まります。件名は相手がひと目で内容を理解できるよう、具体的かつ簡潔に書くことが大切です。たとえば、

  • 「打ち合わせ日程のご相談」
  • 「ご都合のよい日時について」
  • 「面接日程のご確認」
    といったように、「何の件か」がすぐに伝わる表現にしましょう。件名だけで用件がわかると、相手もスムーズに開封・返信してくれます。

次に挨拶文です。ビジネス相手や初めての方に送る場合は、丁寧な書き出しが基本です。
例:
「平素よりお世話になっております。〇〇株式会社の△△です。」
「いつもお世話になっております。△△株式会社の□□でございます。」

社内や気心の知れた関係なら、少しやわらかくしても構いません。
例:
「お疲れ様です。△△課の□□です。」
「こんにちは。〇〇の件でご連絡いたしました。」

挨拶の後には、本文につなげる一文を加えると自然です。たとえば「〇〇の件でお打ち合わせをお願いしたく、ご連絡いたしました。」といった形にすると、丁寧で流れのよい文になります。メールの最初の数行で「誰から」「どんな目的で」連絡しているかが明確になると、相手に安心感を与えられます。

都合のいい日を聞くメールの基本構成と流れ

都合のいい日を聞くメールは、基本の流れを押さえておくと誰にでも伝わりやすく、丁寧な印象を与えることができます。主な構成は次の5つです。

件名
件名は「日程調整のお願い」「打ち合わせのご相談」など、メールを開かなくても内容がわかるものにします。あいまいな件名(例:「ご連絡」「お願い」など)は避けましょう。

宛名と挨拶
相手の会社名や名前を正確に書き、「お世話になっております」「お疲れ様です」など状況に合わせた挨拶を入れます。宛名の敬称は社外なら「様」、社内なら役職名を使うのが一般的です。

本文(目的と依頼内容)
本文では、まずメールの目的を簡潔に伝えましょう。
「〇〇の件で打ち合わせをお願いしたくご連絡しました。」
そのあとに、相手の都合を尋ねたり、こちらの候補日を挙げます。例えば:
「お忙しいところ恐縮ですが、ご都合のよい日時をお知らせいただけますでしょうか。」
または、
「下記の日程でご都合はいかがでしょうか。」
といった丁寧な書き方を使います。

締めの言葉
最後に、「お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。」など、相手への配慮を示す言葉を添えましょう。返信期限がある場合は、「◯月◯日までにご連絡いただけますと幸いです」と具体的に書くと親切です。

署名
最後に氏名・会社名・連絡先を入れておきます。名刺代わりになる部分なので、省略せずに記載します。

この5つの流れを守れば、丁寧でわかりやすいメールになります。相手に負担をかけず、気持ちよく返信してもらえるよう、簡潔で思いやりのある文章を心がけましょう。

都合のいい日を聞く際のNG表現と注意点

相手に都合のいい日を尋ねるときは、丁寧に聞くつもりでも、言葉選びを間違えると失礼に感じられることがあります。特にビジネスでは、ちょっとした表現の違いが印象を左右するため注意が必要です。

まず避けたいのが、「いつ空いてますか?」「今週中でお願いできますか?」のような直接的で一方的な表現です。これらはフランクすぎて、相手の都合を軽く見ている印象を与えます。代わりに「お忙しいところ恐縮ですが、ご都合のよい日時をお知らせいただけますでしょうか」といった丁寧な聞き方にすると安心です。

また、「いつでも大丈夫です」も要注意です。一見柔軟に見えますが、相手に「全部任された」と感じさせてしまい、決める手間を押し付ける形になります。もし本当に柔軟に対応できる場合は、「〇日以降でしたら調整可能です」など、ある程度の範囲を示すと親切です。

さらに、件名と本文の内容が一致していないメールも混乱を招きます。件名に「ご報告」や「ご連絡」とだけ書き、本文で日程調整をお願いすると、相手が重要なメールを見逃してしまうおそれがあります。「打ち合わせ日程のご相談」など、要件が一目でわかる件名にしましょう。

そして、候補日を1つしか挙げないのもNGです。相手がその日程で都合がつかない場合、再調整に時間がかかります。少なくとも2〜3日提示し、相手が選びやすいように工夫しましょう。

最後に、社内メールでも社外メールでも、相手に合わせた文体を意識することが大切です。社外の取引先には丁寧な敬語、社内の同僚にはやや柔らかい表現、と使い分けることで、自然で感じのよい印象を与えられます。

都合のいい日を聞くメールが届かないときの対応法

都合のいい日を尋ねるメールを送っても、相手から返信がないことがあります。そのような場合でも、焦らず、礼儀正しくフォローすることが大切です。

まず、送信ミスや迷惑メールフォルダに振り分けられていないかを確認しましょう。自分の側の問題で届いていない可能性もあるため、再送の前にチェックするのが基本です。

問題がなければ、2〜3日程度待ってから、やわらかいトーンで再送します。このとき、「再送」や「ご確認のお願い」といった件名に変え、冒頭で前回送った旨を簡単に伝えましょう。
たとえば:
「お忙しいところ恐縮ですが、先日お送りした日程調整の件についてご確認いただけますでしょうか。」
このように書くと、催促ではなく“確認”という印象になり、相手も返信しやすくなります。

また、相手が多忙な立場の場合は、返信期限を添えるのも有効です。
「恐縮ですが、スケジュールの都合上〇日までにご返信いただけますと幸いです。」
といった書き方にすると、丁寧に期限を伝えることができます。

それでも返事がない場合は、電話や社内チャットなど別の連絡手段を検討します。ただし、電話をかける際は「先日メールをお送りした件で失礼いたします」と一言添えることで、唐突な印象を避けられます。

重要なのは、決して責めるような言い方をしないことです。相手の事情を考慮し、「お忙しいところ恐れ入りますが」「ご確認のほどお願いいたします」といった柔らかい表現でやり取りを続けると、ビジネスでも良好な関係を保つことができます。

シーン別に見る都合のいい日を聞くメール例文集

シーン別に見る都合のいい日を聞くメール例文集

●取引先との日程調整メールの文例とポイント
●社内での会議調整メールの書き方と例文
●面接日程調整メールの返信と例文
●友人や知人への都合のいい日を聞くメール例
●その他様々なシーン別での日程調整文例

取引先との日程調整メールの文例とポイント

取引先との日程調整メールでは、「丁寧さ」「分かりやすさ」「相手への配慮」がとても重要です。社外の相手はあなたの会社の印象にもつながるため、丁寧な言葉遣いと分かりやすい構成を意識しましょう。

【例①】初回打ち合わせの日程調整メール

件名:初回打ち合わせ日程のご相談(〇〇株式会社)

〇〇株式会社 △△様

いつもお世話になっております。□□株式会社の○○です。

このたびは〇〇の件につきまして、打ち合わせの機会をいただければと思いご連絡いたしました。

お忙しいところ恐縮ですが、下記の日程でご都合のよい日時をお知らせいただけますでしょうか。

・○月○日(○)10:00〜12:00  
・○月○日(○)14:00〜16:00  
・○月○日(○)13:00〜15:00  

ご多用のところ恐れ入りますが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。

――――――――――――  
□□株式会社 営業部  
○○ ○○  
TEL:000-0000-0000  
Mail:xxxx@xxxx.co.jp  
――――――――――――

【例②】こちらから候補日を提示する日程調整メール

件名:お打ち合わせ日程のご相談(〇〇案件)

〇〇株式会社 △△様

お世話になっております。□□株式会社の○○です。

〇〇案件について打ち合わせをお願いしたく、ご連絡いたしました。  
こちらの候補日を挙げさせていただきますので、ご都合の良い日時をお知らせください。

・○月○日(○)10:00〜  
・○月○日(○)13:30〜  
・○月○日(○)15:00〜  

上記以外でもご希望がございましたら、柔軟に調整いたします。  
ご確認のほど、よろしくお願いいたします。

――――――――――――  
□□株式会社 営業部  
○○ ○○  
TEL:000-0000-0000  
Mail:xxxx@xxxx.co.jp  
――――――――――――

【例③】相手からの候補に返信するメール

件名:Re: お打ち合わせ日程の件(〇〇株式会社)

〇〇株式会社 △△様

お世話になっております。□□株式会社の○○です。

日程のご提示をいただき、誠にありがとうございます。  
ご提案いただいた〇月〇日(〇)10:00〜で問題ございません。  
当日はよろしくお願いいたします。

なお、オンラインでの実施をご希望とのことでしたので、会議URLを当日までにお送りいたします。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

――――――――――――  
□□株式会社 営業部  
○○ ○○  
TEL:000-0000-0000  
Mail:xxxx@xxxx.co.jp  
――――――――――――

取引先とのやり取りでは、「相手の時間を尊重する姿勢」を示すことが信頼につながります。返信期限を設ける場合も、「◯日までにご返信いただけますと幸いです」とやわらかく伝えるのがポイントです。

社内での会議調整メールの書き方と例文

社内での会議調整メールの書き方と例文

社内での会議調整メールは、社外向けよりも少しカジュアルで構いませんが、要点を押さえて簡潔に書くことが大切です。複数人に送る場合は、誰にでも分かるよう明確な内容にしましょう。

【例①】上司に会議日程を確認するメール

件名:〇〇会議の日程についてご相談

〇〇課 △△課長

お疲れ様です。□□です。

〇〇プロジェクトの進捗報告会について、日程を調整させていただきたくご連絡しました。

以下の日程でご都合のよい時間をお知らせいただけますでしょうか。

・○月○日(○)10:00〜11:00  
・○月○日(○)13:00〜14:00  
・○月○日(○)15:00〜16:00  

お忙しいところ恐縮ですが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。

――――――――――――  
□□(部署名)  
内線:1234  
Mail:xxxx@xxxx.co.jp  
――――――――――――

【例②】複数の同僚へ定例会議の日程を調整するメール

件名:次回定例会議の日程調整について

お疲れ様です。□□です。

次回の定例会議の日程を調整したく、候補日を共有します。  
以下の候補の中で、ご都合のよい日時を〇月〇日(金)までに返信ください。

・○月○日(○)10:00〜11:00  
・○月○日(○)14:00〜15:00  
・○月○日(○)16:00〜17:00  

全員の予定が合う日時で確定次第、会議室を予約いたします。  
どうぞよろしくお願いいたします。

――――――――――――  
□□(部署名)  
Mail:xxxx@xxxx.co.jp  
――――――――――――

【例③】会議日程が確定した後に共有するメール

件名:〇〇会議の日程確定のお知らせ

お疲れ様です。□□です。

〇〇会議の日程が以下のとおり確定しましたので、ご連絡いたします。

日時:○月○日(○)14:00〜15:00  
場所:第3会議室(またはオンライン)  
議題:〇〇案件の進捗報告、次回タスク確認

資料は前日までに共有予定です。  
当日はどうぞよろしくお願いいたします。

――――――――――――  
□□(部署名)  
Mail:xxxx@xxxx.co.jp  
――――――――――――

社内ではスピード感も大切です。丁寧さを保ちながらも、短く読みやすいメールを意識することで、調整がスムーズに進みます。

面接日程調整メールの返信と例文

面接日程調整メールの返信と例文

就活で初めて面接日程を調整するシーン(=企業からの案内前に応募者が自分から日程を提案する場合、または面接設定の案内に対して初めて日程を伝える場合)に使える文例です。
すべて、応募者が最初に日程を提示するシーンを想定しています。

【例①】応募後、企業からの案内に対して初めて日程を提案する場合

件名:面接日程のご相談(〇〇大学 △△)

〇〇株式会社  
人事部 □□様  

お世話になっております。〇〇大学の△△と申します。  
このたびは面接のご案内をいただき、誠にありがとうございます。

面接日程につきまして、下記の候補日時のいずれかでご調整いただけますと幸いです。  

・〇月〇日(〇)10:00〜12:00  
・〇月〇日(〇)13:00〜15:00  
・〇月〇日(〇)15:00〜17:00  

ご多忙のところ恐縮ですが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。  

――――――――――――  
〇〇大学 △△ △△  
電話:000-0000-0000  
Mail:xxxx@example.com  
――――――――――――

【例②】企業への自主応募後、面接日程をこちらから提案する場合

件名:面接日程のご相談(〇〇大学 △△)

〇〇株式会社  
採用担当者様  

お世話になっております。〇〇大学の△△と申します。  
先日エントリーさせていただいた件で、面接日程についてご相談申し上げます。

下記の日程でお伺い可能ですので、ご都合の良い日時をお知らせいただけますと幸いです。  

・〇月〇日(〇)午前中  
・〇月〇日(〇)14:00以降  
・〇月〇日(〇)終日  

ご多忙の中恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたします。  

――――――――――――  
〇〇大学 △△ △△  
電話:000-0000-0000  
Mail:xxxx@example.com  
――――――――――――

【例③】オンライン面接を希望して日程を提案する場合

件名:オンライン面接日程のご相談(〇〇大学 △△)

〇〇株式会社  
人事部 □□様  

お世話になっております。〇〇大学の△△と申します。  
面接の機会をいただき、誠にありがとうございます。

オンラインでの面接を希望しております。  
以下の日程でしたら参加可能ですので、ご都合のよい日時をお知らせください。  

・〇月〇日(〇)10:00〜11:00  
・〇月〇日(〇)13:30〜14:30  
・〇月〇日(〇)16:00〜17:00  

ご検討のほど、よろしくお願いいたします。  
当日は安定した通信環境から参加いたします。  

――――――――――――  
〇〇大学 △△ △△  
電話:000-0000-0000  
Mail:xxxx@example.com  
――――――――――――

このように、相手に負担をかけない言い回しを心がけると好印象です。最後に「お忙しい中ご調整いただきありがとうございます」と添えると、丁寧さがより伝わります。

友人や知人への都合のいい日を聞くメール例

友人や知人への都合のいい日を聞くメール例

友人や知人に都合のいい日を聞くときは、ビジネスメールのように堅くなりすぎず、相手が気軽に返信しやすい文面にするのがポイントです。丁寧ではあっても、かしこまりすぎると距離を感じさせてしまうので、自然であたたかい言葉を意識しましょう。

【例①】気軽に食事やお茶に誘うときのメール

件名:久しぶりにごはんでもどう?

〇〇ちゃん、こんにちは!  
元気にしてる? 最近なかなか会えてないから、久しぶりにごはんでもどうかなと思って😊  

私は〇月〇日(土)か〇月〇日(日)の夜なら空いてるんだけど、〇〇ちゃんの都合のいい日ある?  
無理しないで、空いてる日があったら教えてね〜!  

楽しみにしてます!

【例②】少しフォーマルな関係(先輩・知人など)への連絡

件名:お食事のお誘い(ご都合のよい日について)

〇〇さん  
お疲れさまです。△△です。  

以前お話していた件で、ぜひお食事の機会をいただければと思いご連絡しました。  

もしご都合のよい日がありましたら、以下の日程の中から教えていただけますでしょうか。  
・〇月〇日(〇)夜  
・〇月〇日(〇)夜  
・〇月〇日(〇)昼  

ご多忙のところ恐縮ですが、無理のない範囲でご返信いただければ嬉しいです。  
どうぞよろしくお願いいたします。

【例③】グループでの集まりや同窓会の調整メール

件名:みんなで集まる日程の相談!

みんな、こんにちは〜!□□です。  

久しぶりにみんなで集まれたらいいなと思って、日程を調整したいので連絡しました✨  
以下の日程の中で、都合のいい日があれば教えてください!  

・〇月〇日(土)  
・〇月〇日(日)  
・〇月〇日(祝)  

場所や時間はみんなの予定を見て決めようと思ってます!  
返信は〇月〇日までにもらえると助かります〜!  

楽しみにしてます😊

どんな関係でも、相手の予定を優先する気持ちを表すことが大切です。「〇〇でも大丈夫だよ」「無理のない範囲で」「ご都合のよいときに」など、柔らかい言葉を入れると、押しつけがましくなく、気持ちの良いやりとりになります。

その他様々なシーン別での日程調整文例

その他の日程調整シーンです。丁寧な表現からやわらかいトーンまで、シーンに合わせて使える内容です。

【例①】講師や先生との打ち合わせ日程調整(教育・研修)

件名:打ち合わせ日程のご相談(〇〇研修について)

〇〇先生

お世話になっております。△△株式会社の□□です。

〇〇研修の内容についてご相談させていただきたく、打ち合わせのお時間を頂戴できればと思います。

下記日程の中でご都合のよい日時をお知らせいただけますでしょうか。

・〇月〇日(〇)10:00〜  
・〇月〇日(〇)13:00〜  
・〇月〇日(〇)15:00〜  

ご多忙のところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

【例②】セミナー講演者への調整メール

件名:講演日程のご相談(〇〇セミナー)

〇〇様

いつもお世話になっております。△△主催事務局の□□です。

〇〇セミナーでのご登壇につきまして、日程を調整させていただきたくご連絡いたしました。

以下の日程でご都合のよいお日にちをお知らせいただけますと幸いです。

・〇月〇日(〇)午後  
・〇月〇日(〇)午後  
・〇月〇日(〇)午前  

どうぞよろしくお願いいたします。

【例③】医療・クリニックの予約確認メール

件名:診察予約の日程について(〇〇クリニック)

〇〇クリニック 受付ご担当者様

お世話になっております。□□と申します。

診察の予約をお願いしたく、ご連絡いたしました。  
下記のいずれかでご予約可能な日時があればお知らせください。

・〇月〇日(〇)午前  
・〇月〇日(〇)午後  
・〇月〇日(〇)夕方  

お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

【例④】カウンセリング・相談の日程調整

件名:面談の日程について(ご相談)

〇〇カウンセラー様

お世話になっております。□□と申します。

カウンセリングのご相談をさせていただきたく、ご連絡いたしました。  
以下の日程の中で空きがございましたらお知らせください。

・〇月〇日(〇)午前  
・〇月〇日(〇)14時以降  
・〇月〇日(〇)夕方  

ご多用のところ恐縮ですが、ご確認をお願いいたします。

【例⑤】ボランティアや地域活動への参加調整メール

件名:〇〇活動の参加日程について

〇〇地域センター ご担当者様

お世話になっております。□□と申します。

〇〇活動への参加を希望しております。  
以下の日程で参加が可能ですが、ご都合のよい日がありましたらご連絡ください。

・〇月〇日(〇)  
・〇月〇日(〇)  
・〇月〇日(〇)  

どうぞよろしくお願いいたします。

【例⑥】レッスン(音楽・スポーツ・語学)の調整メール

件名:レッスン日程のご相談(〇〇クラス)

〇〇先生

お世話になっております。□□です。

次回レッスンの日程についてご相談させていただきたく、ご連絡いたしました。  
下記の候補の中で、ご都合のよい日時をお知らせください。

・〇月〇日(〇)10:00〜  
・〇月〇日(〇)13:00〜  
・〇月〇日(〇)15:00〜  

ご確認のほどよろしくお願いいたします。

【例⑦】講習・資格試験などの受講日時調整メール

件名:受講日程のご相談(〇〇講習)

〇〇センター ご担当者様

お世話になっております。□□と申します。

〇〇講習の受講日程についてご相談いたします。  
以下の候補日時の中で受講可能な日程をお知らせください。

・〇月〇日(〇)午前  
・〇月〇日(〇)午後  
・〇月〇日(〇)終日  

どうぞよろしくお願いいたします。

【例⑧】取材依頼やインタビューの日程調整

件名:取材日程のご相談(〇〇メディア)

〇〇様

お世話になっております。〇〇メディア編集部の□□です。

〇〇の件で取材のお願いをさせていただきたくご連絡いたしました。  
下記の日程でご都合のよい日時をお知らせください。

・〇月〇日(〇)午前  
・〇月〇日(〇)午後  
・〇月〇日(〇)夕方  

ご検討のほどよろしくお願いいたします。

【例⑨】イベント・懇親会の出欠確認メール

件名:懇親会の日程確認のお願い

〇〇様

お世話になっております。□□会事務局の△△です。

次回懇親会の日程を調整しております。  
下記の候補日からご都合のよい日をお知らせいただけますでしょうか。

・〇月〇日(〇)  
・〇月〇日(〇)  
・〇月〇日(〇)  

ご返信を〇月〇日までにいただけますと幸いです。  
どうぞよろしくお願いいたします。

【例⑩】病院・施設・福祉サービスなどへの訪問調整

件名:訪問日程のご相談(〇〇施設)

〇〇施設 ご担当者様

お世話になっております。□□株式会社の△△です。

〇〇の件で訪問日を調整させていただきたくご連絡いたしました。  
下記日程の中でご都合のよい日時をお知らせください。

・〇月〇日(〇)10:00〜  
・〇月〇日(〇)13:00〜  
・〇月〇日(〇)15:00〜  

ご確認のほど、よろしくお願いいたします。

まとめ:都合のいい日を聞くメールで印象を良くするコツ

都合のいい日を聞くメールは、単に日程を調整するためだけでなく、「相手への思いやり」を伝えるチャンスでもあります。ポイントを押さえて書くことで、丁寧で印象の良いメールになります。

まず大切なのは、相手の状況を気遣う一言を添えることです。「お忙しいところ恐縮ですが」「ご多用の中恐れ入りますが」などのクッション言葉を入れると、やさしい印象になります。社内・社外・プライベートのどんな関係でも、最初の一文で丁寧さが伝わります。

次に、返信しやすい工夫をすることです。候補日を2〜3つ提示したり、「この日以降でしたら大丈夫です」と伝えると、相手が考えやすくなります。また、件名を明確にすることで、相手が内容を見逃さずスムーズに対応できます。

さらに、メールの最後には感謝の言葉を忘れないようにしましょう。「お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします」「ご調整ありがとうございます」など、相手の手間をねぎらう一文で印象がぐっと良くなります。

最後に、トーンを相手に合わせることも大切です。ビジネスなら丁寧に、友人なら親しみやすく。相手との関係性に合った表現を選ぶことで、自然で心のこもったメールになります。

相手の立場を思いやりながら書けば、都合のいい日を聞くメールは単なる連絡手段ではなく、「気配りが伝わるコミュニケーション」に変わります。

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