「久しぶりに友達に連絡したいけど、いざ電話しようとすると言葉が出てこない」
そんな経験はありませんか。
最後に会った日や話した日から時間が空いてしまうと、電話をかける前から「急に連絡したら変じゃないかな」「一言目になんて言えばいいんだろう」と身構えてしまいますよね。実際に相手の声を聞いたり、久しぶりに直接会ったりするときは、文字よりも気持ちがダイレクトに伝わる分、なおさら緊張しやすいものです。
そこでこの記事では、久しぶりに友達へ連絡するときに、そのまま使える言い回しを状況別にまとめて紹介します。学生時代の友達、職場の友達、ママ友、女友達・男友達、さらには元彼や元カノまで、相手との関係やシーンに合わせて選べるように、実際の会話をイメージした例文を集めました。
「最初の一言が決まっていれば、あとは何とかなる」ことが多いです。この記事の例文をヒントにしながら、自分の声や話し方に合うフレーズを少しだけ言い換えて、久しぶりの連絡のきっかけにしてもらえたらうれしいです。
- 久しぶりに友達へ連絡するときの、自然な切り出し方
- 学生時代の友達・職場の友達・ママ友など、相手別の会話例文
- ご飯や遊びに誘うとき、元彼や元カノに連絡するときの言い方のコツと例文
- 気まずさを減らしつつ、相手を気づかう久しぶりの連絡の考え方
久しぶりに連絡する友達向け例文集(相手別)

●学生時代の友達へ久しぶりに連絡
●職場の友達や同僚へ久しぶりに連絡
●ママ友など子育て友達へ連絡例文
●女友達や男友達に連絡する例文
LINEで友達に久しぶりに連絡する
久しぶりにLINEを送るときは、まず「短く・明るく」を意識すると気持ちが伝わりやすくなります。いきなり長文を書こうとすると重く感じられたり、自分も送りにくくなってしまうので、最初の一通は一言〜二言くらいで十分です。
たとえば、こんな始め方が使いやすいです。
- 「久しぶり!元気にしてる?」
- 「お久しぶり〜。ふとLINEしたくなって連絡してみたよ」
- 「気づいたらしばらく話してなかったね。最近どう?」
ポイントは「久しぶり」「元気?」など、相手を気にかけている言葉を入れること。謝りすぎたり、「連絡しなくてごめんね…」と暗いトーンになると、相手も気を使ってしまいます。「つい連絡するタイミング逃してた(笑)」くらいの軽さで大丈夫です。
また、ひとこと質問を添えると返信しやすくなります。
- 「仕事は相変わらず忙しい?」
- 「今も○○あたりに住んでるの?」
など、答えやすい内容を選ぶと、そこから会話が広がります。「用事がないと連絡しちゃいけない」と思う人もいますが、実際は「元気かな?」と気にしてもらえるのはうれしいもの。深く考えすぎず、一言から軽く送ってみるのがおすすめです。
LINEについては以下の記事を参考にしてください。

学生時代の友達へ久しぶりに連絡

学生時代の友達に久しぶりに連絡するときは、「共通の思い出」を少し入れてあげると、ぐっと距離が縮まりやすくなります。久々でも一気に当時の空気が戻るので、とても使いやすいコツです。
アルバムや写真を見返して懐かしくなったとき
共通の友達の話題が出たとき
同窓会や集まりのきっかけで
自分の近況報告をかねて連絡したいとき
相手の結婚・出産・昇進などをSNSで見たとき
地元に帰省するタイミングで会いたいとき
同じ方面に引っ越してきたとき
悩みごとを気軽に聞いてほしいとき
イベントやライブに誘いたいとき
特に用事はないけど生存確認したいとき
職場の友達や同僚へ久しぶりに連絡

職場で仲がよかった友達や同僚に久しぶりに連絡する時は、「仕事の話」と「世間話」を半分ずつくらいに混ぜるとやわらかくなります。いきなり重い相談や、昔のグチばかりになってしまうと、相手もかしこまってしまうので注意しましょう。
同じ部署だった同僚に、近況を聞きたいとき
自分が異動・転職したタイミングで
相手が異動・昇進したのを聞いて
一緒に担当していた仕事をふと思い出したとき
職場を辞めた元同僚に近況を聞きたいとき
忙しそうな同僚を気づかいながら
仕事の相談にのってほしいとき
飲み会・ご飯に誘いたいとき
在宅勤務が増えて会えなくなった同僚に
退職前によくしてもらった先輩へ
ママ友など子育て友達へ連絡例文

ママ友や子育て中の友達に久しぶりに連絡するときは、まずは「相手の生活が忙しい前提」で言葉を選ぶと安心してもらえます。返信を急かさない一言を添えると、相手も気楽に読んでくれます。
スーパーで久しぶりに会ったとき
最近全然会えなかったから、どうしてるかな〜って思ってたんだよ。
○○ちゃんも大きくなったね。時間あったら、また公園とか一緒に行こうね。」
電話で近況を聞きたいとき
急に電話しちゃってごめんね。元気にしてる?
最近、幼稚園であんまり会えなかったから、どうしてるかな〜と思ってさ。
ちょっとだけ近況聞いてもいい?」
園や学校のお迎えで久しぶりに会ったとき
最近、お迎えの時間が合わなくて全然話せなかったから、会えてうれしいよ。
○○ちゃん、学校には慣れてきた?また今度ゆっくりおしゃべりしたいな。」
公園でバッタリ会ったとき
うちはたまたま今日来てみたんだ〜。
せっかくだから、子どもたち遊ばせながら、ちょっと一緒にしゃべろうよ。」
電話で一緒に遊ぶ約束をしたいとき
最近○○ちゃんと遊べてないな〜と思って。
今度の土日、もし空いてたら、一緒に公園か児童館に行かない?
無理だったら、また別の日でも全然大丈夫だよ。」
行事のあとに少し話したいとき
終わったあとバタバタで、ちゃんと話せなかったから…少しだけ今いい?
また落ち着いたら、ゆっくり今日の動画とか一緒に見たいね。」
悩みを聞いてほしくて電話したとき
最近、子どものことで少し悩んでてね…。
○○ママなら分かってくれそうだなって思って、久しぶりに電話しちゃった。
時間とれるときでいいから、少し話聞いてくれるとうれしいな。」
引っ越しやクラス替えで会えなくなったママ友に会えたとき
新しいクラス(新しい地域)には慣れた?
前のクラスで一緒だった頃がちょっと懐かしくてね。
よかったら、また今度子どもたちも一緒に遊ばせようよ。」
誕生日会やイベントで久々に顔を合わせたとき
○○ちゃんも△△ちゃんも、なんだかあっという間に大きくなった気がする。
またこうやって集まれる機会つくりたいね。今度は少人数でお茶とかどう?」
体調が心配で、電話で様子を聞くとき
最近、○○ちゃんの姿をあまり見なかったから、ちょっと心配になって…。
体調どう?無理してない?
急にごめんね。ただ元気かどうかだけ聞けたら安心するなと思って。」
女友達や男友達に連絡する例文
女友達や男友達に久しぶりに連絡するときは、「特別扱いしすぎないけれど、ちゃんと気にかけている感じ」を出すと、相手も受け取りやすくなります。
恋愛っぽくしすぎると相手が身構えることもあるので、まずは“仲のいい友達”としての距離感を大事にしてみましょう。
ただ「元気かな?」と様子を知りたいとき
なんか急に○○のこと思い出してさ、今どうしてるかなって気になって電話してみたんだ。」
SNSや噂で近況を知って、声をかけたくなったとき
この前インスタ(共通の友達の話)で○○の名前出てきて、“あ、元気かな”って思ってさ。
直接声聞きたくて電話してみたんだ。」
仕事が忙しそうな友達をねぎらいたいとき
最近すごく忙しそうって聞いたから、ちょっと心配になっちゃって。
ちゃんと寝れてる?無理しすぎてない? 声だけでも聞けて安心したよ。」
女友達に、ゆっくり近況トークがしたいとき
なんかさ、たまには女子トークしたいなって思って。
今度ゆっくりお茶でもしながら、近況とかいろいろしゃべらない?」
男友達に、軽いノリで声をかけたいとき
生きてるか確認の電話です(笑)。
最近どう?暇な日あったら、前みたいにくだらない話でもしようぜ。」
少し気まずくなってから、距離を戻したいとき
前はいろいろあって、ちょっと気まずくしちゃったなってずっと気になってて…。
時間もたったし、また普通に話せたらうれしいなと思って、思い切って電話してみた。」
自分のうれしい報告を、まずその友達に伝えたいとき
実はさ、聞いてほしいことがあって。
この前、転職(引っ越し・資格合格)したんだよ。
真っ先に○○に話したいなって思って、電話しちゃった。」
落ち込んでいて、話を聞いてほしいとき
最近ちょっとへこんでてさ、誰かに話聞いてもらいたいなって思ったときに、真っ先に○○の顔が浮かんだんだ。
もし時間あったらでいいんだけど、少し愚痴聞いてくれない?」
久しぶりに遊びや飲みの予定を立てたいとき
そういえばさ、最近全然遊べてないよね。
近いうちにまたご飯か飲み行かない?
前みたいにゆっくりしゃべりたいなってずっと思ってたんだ。」
(同じ内容を電話で言うなら)
ふと“最近○○と遊んでないな〜”って思ってさ。
近いうち、ご飯か飲みに行かない?話したいことけっこうあるんだよね。」
誕生日をきっかけに電話したとき
メッセージだけじゃなくて、直接“おめでとう”言いたくて電話しちゃった。
もう○歳なんだね、早いなぁ。
また時間あるときにでも、近況聞かせてよ。」
久しぶりの連絡で友達を誘う例文集(目的別)

●久しぶりに友達を遊びに誘う連絡例文
●元彼や元カノに久しぶりに連絡する
●久しぶりに友達へ連絡する例文まとめ
久しぶりに友達をご飯に誘う連絡例文
しばらく連絡を取っていなかった友達をご飯に誘うときは、
- 軽いあいさつ
- 近況やきっかけ
- 「よかったらご飯どう?」とやさしく誘う
この流れを意識するとスムーズです。
基本のご飯のお誘いフレーズ
- 「久しぶり!元気にしてる?もし時間合いそうだったら、今度ご飯でも行かない?」
- 「お久しぶり〜。最近どうしてる?よかったら久しぶりにゆっくりご飯しながら話したいなと思って。」
きっかけを添えた誘い方
- 「この前、前に二人で行ったお店の近くを通ってさ。懐かしくなっちゃって…よかったらまた一緒に行かない?」
- 「昔みんなで飲みに行ってた頃の写真を見て、○○としゃべりたくなったよ。予定合えばご飯でもどう?」
かなり久しぶりで、様子を見ながら誘いたいとき
- 「すごく久しぶりです、○○です。いろいろ環境も変わってると思うけど、落ち着いている日があれば、久しぶりにご飯でもいかがですか?」
- 「最後に会ってから、もう何年も経ちますね…。もし気が向いたらで大丈夫なので、近況もかねてご飯行けたらうれしいです。」
忙しそうな友達への気づかいを入れた例文
- 「仕事とプライベートで忙しいと思うから、無理のないタイミングで大丈夫だよ。もし少し余裕できたら、ご飯でも行こう〜。」
- 「急ぎの用事じゃないから、予定に余裕ができたときでいいんだけど、久しぶりに顔見ておしゃべりしたいな。」
複数人で集まりたいとき
- 「この前みんなと話してて、“たまには集まりたいよね”ってなったんだ。良かったら○月ごろ、ご飯会しない?」
- 「久しぶりに○○メンバーでご飯しようって話が出てるよ。○○も予定合いそうだったらぜひ!」
誘うときのコツは、「絶対来てほしい!」という圧をかけすぎないことです。
「もし時間合いそうなら」「気が向いたらで大丈夫だよ」と一言添えるだけで、相手も断りやすくなり、気楽に返事ができます。
久しぶりのご飯のお誘いは、長く空いていた時間を埋めてくれるきっかけになります。完璧な文章を目指すよりも、「また話したい」「会えたらうれしい」という気持ちを素直に乗せて送ってみましょう。
久しぶりに友達を遊びに誘う連絡例文
久しぶりに友達を遊びに誘うときは、
- 軽いあいさつ
- 最近どうしてる?のひと言
- 「よかったら遊ばない?」のお誘い
この3つが入っていれば、だいたい形になります。
まずは、久しぶり感をやわらかく伝える一通から。
まず様子をうかがう一言+お誘い
- 「久しぶり!元気にしてた?もし時間あったら、今度どこか遊びに行かない?」
- 「お久しぶり〜。最近どう?天気いい日が多いし、久しぶりに一緒に出かけたいなと思って連絡してみたよ。」
- 「だいぶ会えてないよね…!元気なら、近いうちにどこかで遊べたらうれしいな〜。」
行き先やイメージを少し具体的に
「遊ぼう」だけだとぼんやりしていて返事しづらい人もいるので、軽くイメージを出しておくと親切です。
- 「映画ぜんぜん観に行けてなくてさ。よかったら一緒に映画でもどう?」
- 「新しくできたカフェが気になってて…!おしゃべりしに行かない?」
- 「どこか日帰りでふらっと出かけたいんだけど、○○もどうかな?」
相手の予定に配慮する言い方
忙しそうな友達には、「無理しなくていいよ」が伝わるひと言を添えましょう。
- 「急な話だから、予定合わなかったら全然大丈夫だよ。もし時間できたら声かけて〜。」
- 「仕事とか家のことでバタバタしてると思うから、ほんとに余裕あるときだけで大丈夫!」
複数人で集まる遊びに誘うとき
- 「この前みんなで“久しぶりに集まりたいね”って話してたんだ。○○も都合よければ、一緒に遊ぼうよ。」
- 「○月あたりで、小さく同窓会みたいに遊べたらいいなと思ってるんだけど、予定どうかな?」
「遊びに行きたい」気持ちは素直に伝えつつ、
「来られたらうれしい」「予定が合えばでOKだよ」とゆるく誘うと、相手も気負わず返事しやすくなります。
元彼や元カノに久しぶりに連絡する

元彼・元カノに久しぶりに連絡するときは、友達以上に気をつかいますよね。
まず大事なのは、いきなり距離を詰めすぎないことと、今の相手の生活を尊重することです。
最初の一言はごくシンプルに
- 「久しぶり。元気にしてる?○○です。」
- 「お久しぶりです。ふとあなたのことを思い出して、連絡してみました。」
- 「だいぶ時間が経ちましたね。急な連絡ごめんね。今は元気に過ごしていますか?」
ここでは昔話や別れの話にはまだ触れず、「久しぶり」「元気?」くらいの軽さにしておきます。
連絡したきっかけを短く添える
- 「この前、前に一緒に行ったお店の前を通って、懐かしくなってしまって…。」
- 「共通の友達と話していて、最近どうしているかなと思い出しました。」
- 「昔の写真を整理していたら、あなたとの写真が出てきて、少しだけ話したくなったんだ。」
言い訳を長々と書く必要はありませんが、「なぜ今なのか」が少し見えると、相手も受け止めやすくなります。
今の関係性を乱さないためのひと言
元恋人には、今の状況が変わっている可能性があります。結婚していたり、パートナーがいる場合もあるので、踏み込みすぎない言葉選びが安心です。
- 「もし今、状況的に連絡が迷惑だったら、このメッセージは気にしないでね。」
- 「返信に困るようだったら、読んでもらえるだけで大丈夫です。」
こう書いておくと、相手は「返さなきゃ」と無理をしなくて済みます。
「会いたい」よりも「近況を聞きたい」から
久しぶりの一通目で、いきなり「会おう」と言うと、重く感じられることも。
まずは連絡を取り合えるかどうか、様子を見るくらいの気持ちでいると心が楽です。
- 「今どんなふうに過ごしているのか、もし良ければ少しだけ近況教えてもらえたらうれしいです。」
- 「こちらの話も聞いてもらいたいことはいろいろあるけど、まずは元気かどうかだけ知れたら安心です。」
やり取りが続き、お互いに前向きに話せていると感じてから、会う話が自然に出てくることもあります。そのときまで、焦らず短めのメッセージで様子を見るくらいがちょうどいいです。
元彼・元カノへの久しぶりの連絡は、どうしてもドキドキしますが、
「相手の今の生活を大事にする」
「返信を強く求めない」
この2つを意識しておけば、必要以上にぎこちなくならずに気持ちを伝えやすくなります。
久しぶりに友達へ連絡する例文まとめ
ここまで、いろいろな場面で使える「久しぶりの連絡」の例文を見てきました。最後に、考え方のポイントをふまえながら、使い回ししやすい基本パターンをまとめておきます。
まずはこの一言から始める定番フレーズ
- 「久しぶり!元気にしてる?」
- 「お久しぶりです。ふと思い出して連絡してみました。」
- 「気づいたらしばらく話してなかったね。最近どう?」
どの友達にも使いやすい、短くて明るいあいさつです。
きっかけを添えると、ぐっと自然になる一文
- 「この前、昔の写真を見返してたら○○のこと思い出して。」
- 「前に一緒に行ったお店の前を通って、懐かしくなっちゃって。」
- 「共通の友達と話してて、“そういえば○○どうしてるかな”ってなったよ。」
きっかけがひと言あるだけで、「なんで今?」というモヤモヤが減り、相手も受け取りやすくなります。
目的別にアレンジしやすい例文
- ご飯に誘いたいとき
- 「もし時間合いそうだったら、久しぶりにご飯でもどう?」
- 遊びに行きたいとき
- 「天気のいい日に、どこか一緒に遊びに行けたらうれしいな〜。」
- 近況をゆっくり話したいとき
- 「最近お互い色々あったと思うから、落ち着いたらゆっくり話したいな。」
どれも、「よかったら」「もし時間合えば」といったクッション言葉を入れることで、断る選択肢も残しつつ誘える形になっています。
久しぶりの連絡で大事にしたいこと
- 長文よりも、最初は一〜二行から始める
- 「なんとなく思い出して」など、素直なきっかけで十分
- 相手の今の生活や忙しさを想像して、無理をさせない言い回しにする
- 返信がなくても、しつこく追いメッセージを送らない
久しぶりに友達へ連絡するときは、完璧な文章よりも、
「元気かな」「また話したいな」という、あなたのやわらかい気持ちがいちばん大切です。
ここで紹介した例文を、そのまま使ってもいいですし、自分の言葉に少し変えてもかまいません。気になる友達の名前を思い浮かべながら、一文だけでも打ってみることが、関係をもう一度つなぎ直す小さな一歩になります。
