ビジネスシーンやフォーマルな場面で「ご無沙汰しております」を使う機会は多くあります。
しかし、どのようにメールに取り入れればよいのか迷う方もいるのではないでしょうか。
特に、目上の人や取引先へ送る場合は、適切な表現を選ぶことが大切です。
本記事では、「ご無沙汰しております」を使ったメールの例文を紹介し、正しい使い方を解説します。
ビジネス向けのフォーマルな例文から、久しぶりに連絡を取る友人向けの文面まで、幅広くご紹介しますので、状況に応じて活用してください。
- 「ご無沙汰しております」の正しい意味と使い方
- ビジネスメールでの適切な例文
- 目上の人や取引先に送る際の注意点
- 久しぶりに連絡を取る際のメールの書き方
ご無沙汰しておりますを使うメール例文と注意点
●目上の人に送るメールの例文
●久しぶりの取引先へのメール例文
●ご無沙汰しておりますとお世話になっておりますの違い
ご無沙汰しておりますの意味と使い方
「ご無沙汰しております」は、長期間連絡を取っていなかったことを詫びつつ、相手に敬意を示す表現です。
特にビジネスシーンやフォーマルな場面で使われることが多く、再びやり取りを始める際の丁寧な挨拶として適しています。
この言葉には、「しばらくぶりに連絡をすることになり、申し訳なく思っている」という意味が含まれています。
そのため、相手との関係性や過去のやり取りの頻度によっては、適切な表現を選ぶ必要があります。
例えば、頻繁にやり取りをしている相手に対して「ご無沙汰しております」と言うと、不自然な印象を与えるかもしれません。
また、「ご無沙汰しております」は敬語表現の一つであり、目上の人や取引先などに使用するのが一般的です。
一方で、親しい間柄やカジュアルな場面では「お久しぶりです」の方が適している場合もあります。
状況に応じて使い分けることが大切です。
目上の人に送るメールの例文
目上の人に送るご無沙汰メールのポイントは以下の通りです。
✔ 相手の健康や近況を気遣う表現を入れる
✔ ストレートに要件を伝えず、柔らかい表現を用いる
✔ メールの結びには、今後のお付き合いをお願いする言葉を入れる
これらの例文を活用し、丁寧なご無沙汰メールを送りましょう。
例文① 以前お世話になった上司へのご挨拶
件名: ご無沙汰しております。〇〇株式会社の〇〇です。
〇〇様
大変ご無沙汰しております。〇〇株式会社の〇〇です。
長らくご連絡ができず申し訳ございません。
お変わりなくお過ごしでしょうか。
これまで〇〇(近況報告)に取り組んでおり、
〇〇様にぜひご報告したいと思い、ご連絡させていただきました。
お忙しいこととは存じますが、またお時間をいただける機会がございましたら、
ご挨拶を兼ねてお話しさせていただければ幸いです。
今後とも変わらぬご指導のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
〇〇(自分の名前)
例文② 取引先の担当者への久しぶりの連絡
件名: ご無沙汰しております。その後のご様子はいかがでしょうか
〇〇様
大変ご無沙汰しております。〇〇株式会社の〇〇でございます。
以前は〇〇の件で大変お世話になり、誠にありがとうございました。
その後、貴社のご状況はいかがでしょうか?
弊社では現在、〇〇の分野において新たな取り組みを進めており、
貴社にもお役立ていただける情報があるかもしれません。
お忙しいところ恐れ入りますが、
ご都合の良いお時間がございましたら、一度お話しできれば幸いです。
今後とも変わらぬお付き合いのほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
〇〇(自分の名前)
例文③ 師匠や恩師へのご挨拶
件名: ご無沙汰しております。近況のご報告
〇〇先生
大変ご無沙汰しております。〇〇(自分の名前)です。
長い間ご連絡できず申し訳ございません。
先生には〇〇(過去の指導やサポート)で大変お世話になりましたが、
おかげさまで現在は〇〇(自分の近況)として日々精進しております。
お忙しいところ恐縮ですが、
また改めてご挨拶の機会をいただければと存じます。
寒暖差の激しい季節ではございますが、
どうぞお身体にお気をつけてお過ごしください。
〇〇(自分の名前)
例文④ 役員や経営層への季節の挨拶を兼ねたご無沙汰メール
件名: ご無沙汰しております。季節のご挨拶を申し上げます
〇〇様
大変ご無沙汰しております。〇〇株式会社の〇〇でございます。
ご多忙のことと存じますが、貴社の皆様におかれましては
お元気でお過ごしでしょうか。
本日は、ご無沙汰のお詫びとともに、
季節のご挨拶を申し上げたくご連絡いたしました。
弊社では現在〇〇の事業に注力しており、
貴社とのお付き合いを改めてお願いできればと考えております。
お時間を頂戴できるようでしたら、
改めてご挨拶に伺いたく存じますので、ご都合をお知らせいただければ幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
〇〇(自分の名前)
例文⑤ 退職後、前職の上司・先輩へのご無沙汰メール
件名: ご無沙汰しております。お世話になりました〇〇です
〇〇様
大変ご無沙汰しております。
以前〇〇株式会社でお世話になりました〇〇です。
退職後しばらくご連絡ができず申し訳ございません。
現在は〇〇の業界で〇〇の仕事をさせていただいております。
〇〇様には在職中、〇〇の面で大変ご指導をいただき、
今でもその経験が私の大きな糧となっております。
久しぶりにご挨拶ができればと思い、ご連絡させていただきました。
もしお時間がございましたら、ぜひ近況をお話しできれば嬉しく思います。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
〇〇(自分の名前)
久しぶりの取引先へのメール例文
久しぶりの取引先へのご無沙汰メールのポイントは以下の通りです。
✔ 相手の状況を気遣う表現を入れる
✔ ビジネスに関連する具体的な話題を添える
✔ 返信しやすいよう、日程調整の依頼を含める
これらの例文を活用し、取引先との関係をスムーズに再構築しましょう。
例文① 長期間連絡が途絶えていた取引先へのご挨拶
件名: ご無沙汰しております。〇〇株式会社の〇〇です
〇〇様
大変ご無沙汰しております。〇〇株式会社の〇〇です。
長らくご連絡ができず、申し訳ございません。
その後、貴社のご状況はいかがでしょうか。
弊社では現在〇〇に関する新たな取り組みを進めており、
貴社にとってもご活用いただける可能性があると考えております。
お忙しいこととは存じますが、
ご都合の良いお時間がございましたら、
ぜひお打ち合わせの機会をいただければ幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
〇〇(自分の名前)
例文② 以前お取引のあった企業への再提案
件名: ご無沙汰しております。新たなご提案について
〇〇様
ご無沙汰しております。〇〇株式会社の〇〇です。
以前は〇〇の件で大変お世話になりました。
しばらくご連絡ができておりませんでしたが、
貴社にお役立ていただける新たな〇〇のご提案があり、
ご連絡を差し上げました。
最近、弊社では〇〇の分野で新サービスを開始し、
以前ご案内した内容よりもさらに〇〇が可能となりました。
お忙しいところ恐れ入りますが、
ご興味がございましたら、ぜひ詳細をご案内させていただきたく存じます。
ご都合の良いお時間がございましたら、お知らせくださいませ。
何卒よろしくお願い申し上げます。
〇〇(自分の名前)
例文③ 季節のご挨拶を兼ねたご無沙汰メール
件名: ご無沙汰しております。季節のご挨拶を申し上げます
〇〇様
大変ご無沙汰しております。〇〇株式会社の〇〇でございます。
貴社の皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
しばらくご連絡ができず失礼いたしましたが、
貴社の業務にお役立ていただける新たなサービスが整いましたので、
ぜひ改めてご案内できればと存じます。
お忙しい中恐縮ですが、
ご都合の良い際にお打ち合わせの機会を頂戴できれば幸いです。
ご調整いただける場合は、
お手数ですがご希望の日程をお知らせくださいませ。
引き続き、何卒よろしくお願い申し上げます。
〇〇(自分の名前)
例文④ 取引停止していた企業への関係再構築のご連絡
件名: ご無沙汰しております。今後のお取引について
〇〇様
大変ご無沙汰しております。〇〇株式会社の〇〇でございます。
以前は〇〇の件でお世話になり、誠にありがとうございました。
その後、貴社のご状況はいかがでしょうか?
弊社ではこのたび〇〇の改良を行い、
より〇〇の面でお役立てできるようになりました。
これを機に、ぜひ貴社と再びお取引をさせていただきたく存じます。
お忙しいところ恐縮ですが、ご関心がございましたら、
一度お打ち合わせの機会をいただけますと幸いです。
ご都合のよろしい日時がございましたら、
お知らせいただければと存じます。
引き続き、よろしくお願い申し上げます。
〇〇(自分の名前)
例文⑤ 久しぶりにコンタクトを取る担当者へのご挨拶
件名: ご無沙汰しております。その後のご状況について
〇〇様
大変ご無沙汰しております。〇〇株式会社の〇〇です。
以前〇〇の件でお世話になりましたが、その後いかがお過ごしでしょうか。
しばらくご連絡ができておりませんでしたが、
貴社と引き続き良い関係を築いていければと考えております。
現在、弊社では〇〇の新たなプロジェクトを進めており、
貴社にもぜひご活用いただけるのではないかと考えております。
お時間を頂戴できるようでしたら、
改めてお話しさせていただきたく存じますので、
ご都合の良いタイミングをお知らせいただければ幸いです。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
〇〇(自分の名前)
ご無沙汰しておりますとお世話になっておりますの違い
「ご無沙汰しております」と「お世話になっております」は、どちらもビジネスシーンで使われる挨拶ですが、それぞれの意味や使い方には明確な違いがあります。
誤った使い方をすると、相手に違和感を与えてしまうため、適切に使い分けることが重要です。
まず、「ご無沙汰しております」は、長期間連絡を取っていなかった相手に対して、久しぶりの挨拶として使う表現です。
相手に対する敬意を込めつつ、しばらく連絡できなかったことを詫びる意味も含まれています。
そのため、少なくとも数カ月以上連絡を取っていない相手に使用するのが適切です。
一方で、「お世話になっております」は、日頃から関わりがある相手に対して感謝を伝える表現です。
取引先や顧客、仕事関係者など、日常的にやり取りがある相手に対して使います。
たとえ数週間ぶりの連絡であっても、継続的な関係がある場合は「お世話になっております」を使用するのが自然です。
この二つを併用する際には注意が必要です。
例えば、「ご無沙汰しております。大変ご無沙汰しており申し訳ございません」と書くと、意味が重複してしまい不自然になります。
そのため、「お世話になっております。しばらくご無沙汰しておりますが、いかがお過ごしでしょうか」のように、時系列を意識した表現にするとスムーズな流れになります。
また、「お世話になっております」は現在進行形で感謝を伝える言葉であるため、長期間連絡を取っていなかった相手に使用すると矛盾が生じることがあります。
その場合は「以前は大変お世話になりました」といった過去形の表現を使うと適切です。
このように、「ご無沙汰しております」と「お世話になっております」は、相手との関係性や連絡の頻度によって使い分ける必要があります。
状況に応じて適切な表現を選ぶことで、より丁寧な印象を与えることができるでしょう。
ご無沙汰しておりますを使ったメール例文集
●ビジネスメールでの定番例文
●長期間連絡が途絶えた相手への例文
●友達に送る久しぶりのメール例文
●フォーマルな場面での適切な表現
季節の挨拶を添えたメール例文
これらのメールは、久しぶりの連絡でも自然に話を切り出せるよう、季節の話題を取り入れたフォーマルなご無沙汰メールです。
例文① 【春】久しぶりの連絡と近況報告
件名: ご無沙汰しております。春の訪れを感じますね
〇〇様
ご無沙汰しております。いかがお過ごしでしょうか。
桜の花が咲き始め、春の訪れを感じる季節になりました。
なかなかご連絡できず申し訳ありませんが、
変わらずお元気でいらっしゃいますでしょうか?
また改めてご挨拶をさせていただきたく思っておりますので、
お時間がございましたらぜひお話しできれば幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
〇〇(自分の名前)
例文② 【夏】暑さを気遣うご無沙汰メール
件名: ご無沙汰しております。暑い日が続きますね
〇〇様
大変ご無沙汰しております。お元気でお過ごしでしょうか。
梅雨が明け、厳しい暑さが続いておりますが、お変わりございませんか?
ご無沙汰してしまいましたが、以前お世話になったご縁を大切にしたく、
久しぶりにご連絡させていただきました。
お忙しいとは存じますが、またお会いできる機会があれば嬉しく思います。
どうぞ体調にはお気をつけてお過ごしください。
〇〇(自分の名前)
例文③ 【秋】涼しくなってきた時期の挨拶
件名: ご無沙汰しております。秋の訪れを感じますね
〇〇様
ご無沙汰しておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
日中はまだ暑さが残るものの、朝晩はだいぶ涼しくなり、
秋の気配を感じるようになりました。
なかなかお会いする機会がありませんでしたが、
またお話しできると嬉しいです。
季節の変わり目ですので、お体にはくれぐれもお気をつけください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
〇〇(自分の名前)
例文④ 【冬】年末の挨拶を兼ねたご無沙汰メール
件名: ご無沙汰しております。今年も残りわずかですね
〇〇様
大変ご無沙汰しております。お元気でお過ごしでしょうか。
気づけば今年も残りわずかとなりました。
寒さが一層厳しくなってまいりましたが、
体調を崩されていませんでしょうか?
しばらくご連絡ができず申し訳ございませんでした。
また改めてお話しできる機会があればと思い、ご連絡させていただきました。
お忙しい時期かとは存じますが、またお時間がありましたらお知らせください。
どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。
〇〇(自分の名前)
例文⑤ 【新年】年始の挨拶を兼ねたご無沙汰メール
件名: 新年のご挨拶とご無沙汰のお詫び
〇〇様
明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりながらも、
しばらくご無沙汰してしまい申し訳ございません。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
なかなかお会いできておりませんが、
また改めてご挨拶の機会をいただければ幸いです。
寒さが厳しい折、どうぞご自愛のうえお過ごしください。
本年が〇〇様にとって素晴らしい一年となりますようお祈り申し上げます。
〇〇(自分の名前)
ビジネスメールでの定番例文
ビジネスメールでのご無沙汰メールは、以下のポイントを意識すると効果的です。
✔ 相手の状況を気遣う一言を添える
✔ 本題を簡潔に伝え、相手の関心を引く
✔ 返信しやすいよう、具体的な依頼や選択肢を示す
これらの例文を状況に応じて活用し、スムーズなコミュニケーションを取りましょう。
例文① 久しぶりの連絡と近況確認
件名: ご無沙汰しております。〇〇株式会社の〇〇です。
〇〇様
大変ご無沙汰しております。〇〇株式会社の〇〇です。
しばらくご連絡ができず申し訳ございません。
その後、貴社のご様子はいかがでしょうか?
最近、弊社では〇〇(近況報告)に取り組んでおり、
貴社ともまたお話しできればと思い、ご連絡させていただきました。
お忙しいところ恐れ入りますが、
ご都合の良いタイミングでお時間を頂戴できれば幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
〇〇(自分の名前)
例文② 以前のお取引先への再コンタクト
件名: ご無沙汰しております。お打ち合わせのご相談
〇〇様
ご無沙汰しております。〇〇株式会社の〇〇です。
以前は〇〇の件で大変お世話になりました。
その後、貴社の状況はいかがでしょうか?
弊社では現在〇〇に関する新しい取り組みを行っており、
貴社にもお役立ていただける可能性があると考え、ご連絡いたしました。
もしご興味をお持ちいただけましたら、
改めてご説明の機会をいただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
〇〇(自分の名前)
例文③ 人事異動後の再挨拶
件名: ご無沙汰しております。担当変更のご挨拶
〇〇様
大変ご無沙汰しております。〇〇株式会社の〇〇です。
〇〇の件では大変お世話になりました。
この度、社内の人事異動により、〇〇部へ異動することになりました。
引き続き、貴社とは良い関係を築いていければと存じます。
改めてご挨拶を兼ね、お打ち合わせのお時間を頂戴できればと思います。
お忙しいところ恐縮ですが、ご都合の良い日時をお知らせいただけますでしょうか。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
〇〇(自分の名前)
例文④ 取引先への季節のご挨拶を兼ねたご無沙汰メール
件名: ご無沙汰しております。季節のご挨拶
〇〇様
大変ご無沙汰しております。〇〇株式会社の〇〇です。
お変わりなくお過ごしでしょうか。
暑さ(寒さ)が厳しくなってまいりましたが、
貴社の皆様におかれましてはご健勝のことと存じます。
しばらくご連絡ができず失礼いたしましたが、
またお打ち合わせの機会をいただければと考えております。
ご都合のよろしい日時がございましたら、
ぜひご連絡いただけますと幸いです。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
〇〇(自分の名前)
例文⑤ 旧顧客への再提案のご連絡
件名: ご無沙汰しております。新しいご提案について
〇〇様
ご無沙汰しております。〇〇株式会社の〇〇です。
以前は〇〇の件で大変お世話になりました。
本日は、貴社にもお役立ていただける新たな〇〇のご提案があり、
ご連絡を差し上げました。
最近、弊社では〇〇の分野に力を入れており、
これまで以上に貴社の業務改善に貢献できる可能性がございます。
お時間を頂戴できるようでしたら、
詳細をお伝えさせていただければと存じます。
ご都合のよろしい日時をお知らせいただけますでしょうか。
引き続き、よろしくお願い申し上げます。
〇〇(自分の名前)
長期間連絡が途絶えた相手への例文
長期間連絡が途絶えた相手へのメールは、以下のポイントを意識すると効果的です。
✔ 相手の近況を気遣う一言を入れる
✔ 本題を簡潔に伝え、返信を促す表現を加える
✔ カジュアルな相手には柔らかい表現、ビジネス相手には丁寧な敬語を使う
これらの例文を活用し、スムーズにコミュニケーションを再開しましょう。
例文① 取引先への久しぶりのご挨拶
件名: 大変ご無沙汰しております。〇〇株式会社の〇〇です。
〇〇様
大変ご無沙汰しております。〇〇株式会社の〇〇です。
長らくご連絡ができず申し訳ございません。
その後、貴社のご状況はいかがでしょうか?
以前ご提案させていただいた〇〇について、新たな情報がございますので、
ぜひ一度お話しさせていただきたく存じます。
お忙しいところ恐れ入りますが、ご都合の良いお時間がございましたら、
お打ち合わせの機会をいただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
〇〇(自分の名前)
例文② 昔の同僚へのご無沙汰メール
件名: お久しぶりです!〇〇です。
〇〇さん
大変ご無沙汰しています。〇〇です。
最後にお話ししてから、ずいぶん時間が経ってしまいましたね。
最近ふと〇〇さんのことを思い出し、元気にされているかなと思い連絡しました。
私の方は〇〇(近況報告)で、相変わらず元気にやっています!
もしお時間があれば、久しぶりにお会いして近況を語り合えたら嬉しいです。
都合が合えば、ぜひご飯でも行きましょう!
返信お待ちしています。
〇〇(自分の名前)
例文③ 旧顧客への再アプローチ
件名: ご無沙汰しております。〇〇株式会社の〇〇です。
〇〇様
長らくご無沙汰しております。〇〇株式会社の〇〇です。
以前は〇〇の件で大変お世話になり、誠にありがとうございました。
その後、お変わりなくお過ごしでしょうか?
弊社では現在、新しい〇〇サービスを開始しており、
貴社のお役に立てる可能性があると考え、ご連絡させていただきました。
もしご興味がございましたら、詳細をご案内させていただきますので、
お時間のある際にご連絡いただければ幸いです。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
〇〇(自分の名前)
例文④ 旧友への久しぶりのメール
件名: すごく久しぶり!元気にしてる?
〇〇(友達の名前)、本当に久しぶり!
ずっと連絡できていなかったけど、元気にしてるかな?
最近、昔の写真を見返していて、〇〇と過ごした時間を思い出したよ。
今は〇〇(自分の近況)で、なんとかやってるよ!
せっかくだから、久しぶりに会ってゆっくり話したいな。
都合のいいタイミングがあれば、ぜひご飯でも行こう!
時間があるときにでも返信もらえたら嬉しいな。
〇〇(自分の名前)
例文⑤ ビジネス関係者への年始のご挨拶を兼ねたご無沙汰メール
件名: 新年のご挨拶とご無沙汰のお詫び
〇〇様
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりましたが、
しばらくご無沙汰しており申し訳ございません。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
なかなかお会いする機会がなくなってしまいましたが、
また改めてご挨拶できればと考えております。
お忙しいところ恐縮ですが、ご都合のよろしい際に
お打ち合わせのお時間を頂戴できますでしょうか?
本年も〇〇様のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
何卒よろしくお願い申し上げます。
〇〇(自分の名前)
友達に送る久しぶりのメール例文
親しい友人であれば、「ご無沙汰しております」というより「久しぶり」の方が適しています。
友達へのメールやLINEで使ってください。
例文① 近況を尋ねるシンプルなメール
件名: 久しぶり!元気にしてる?
〇〇(友達の名前)、お久しぶり!
最近どうしてる?
なかなか会えてなかったけど、元気にしてるかな?
こっちは相変わらずだけど、またゆっくり話したいな。
時間があったら、久しぶりにご飯でも行こう!
連絡待ってるね!
〇〇(自分の名前)
例文② 何かの話題をきっかけに連絡
件名: ○○を見て思い出したよ!
〇〇(友達の名前)、久しぶり!
この前、○○(共通の趣味・イベント)を見かけて、
〇〇のことを思い出したよ。
そういえば、最近どうしてる?
忙しくしてるのかな?
また近況報告がてら話せたら嬉しい!
都合のいい時があれば教えてね。
〇〇(自分の名前)
例文③ 昔の思い出を振り返るメール
件名: ふと昔を思い出して…
〇〇(友達の名前)、元気?
この前、昔の写真を見返してたら、
〇〇との思い出がいっぱい出てきて、
懐かしくなったよ!
あの頃と比べて、今はどんな感じで過ごしてる?
また会って色々話したいな!
時間が合えば、久しぶりに集まろう!
〇〇(自分の名前)
例文④ ちょっとしたお知らせを兼ねたメール
件名: 久しぶり!ちょっとお知らせがあるよ
〇〇(友達の名前)、お久しぶり!
なかなか連絡できてなかったけど、
最近ちょっとした変化があったんだ。
実は○○(結婚・引っ越し・転職など)することになって、
〇〇にも直接伝えたくて連絡してみたよ!
近況も聞きたいし、時間があれば久しぶりに会いたいな!
また連絡もらえると嬉しい!
〇〇(自分の名前)
例文⑤ 季節の挨拶を兼ねたメール
件名: 久しぶりの連絡!寒くなってきたね
〇〇(友達の名前)、お久しぶり!
最近寒くなってきたけど、元気にしてる?
今年もあっという間に終わりそうだね。
なかなか会えてないけど、
そろそろみんなで集まれたらいいな!
もし時間が合いそうなら、久しぶりに会おう!
返信待ってるね。
〇〇(自分の名前)
フォーマルな場面での適切な表現
フォーマルな場面では、言葉遣いや文章の構成に注意を払う必要があります。
特にビジネスメールや公式な文書では、適切な表現を選ぶことで、相手に良い印象を与えることができます。
まず、冒頭の挨拶には、相手への敬意を示す言葉を含めることが重要です。
例えば、「お世話になっております」や「ご無沙汰しております」などが適切です。
ただし、「ご無沙汰しております」は長期間連絡を取っていない相手に限られるため、頻繁にやり取りをしている場合は避けましょう。
また、用件を伝える際は、簡潔かつ丁寧な表現を心がけることが大切です。
例えば、「ご多忙のところ恐れ入りますが」「お手数をおかけしますが」といったクッション言葉を使うと、柔らかい印象を与えることができます。
一方で、「~してください」「~をお願いします」といった直接的な命令形は避け、依頼する場合は「~していただけますと幸いです」「ご確認いただけますでしょうか」といった表現が望ましいでしょう。
さらに、締めの挨拶では、相手への配慮を示す言葉を加えることで、より丁寧な印象になります。
例えば、「何卒よろしくお願い申し上げます」や「お忙しいところ恐縮ですが、ご確認のほどお願い申し上げます」といった表現が適しています。
フォーマルな場面では、言葉遣いの正確さが求められるため、敬語の誤用には注意が必要です。
「ご確認くださいませ」や「お世話になります」といった表現は誤用となるため、適切な敬語を使用するよう心がけましょう。
ご無沙汰しておりますを使ったメール例文まとめ
「ご無沙汰しております」は、長期間連絡を取っていなかったことを詫びつつ、相手に敬意を示す表現です。
特にビジネスやフォーマルな場面で使われることが多く、取引先や目上の人に対する久しぶりの連絡に適しています。
一方で、親しい間柄やカジュアルな場面では「お久しぶりです」の方が自然です。
「ご無沙汰しております」を適切に使い分け、丁寧なメールを作成することで、相手に良い印象を与えることができます。